箔挿みリブ器古代メソポタミアのコアガラス壷などにも使われたリブ(ガラスが柔らかい間にナイフで細かい畝を刻む)を施した器です。コア技法は制約の多い技法ですが、炎の上で時間をかけてコア型に細かい装飾を重ね繊細なガラスの表情を表現することが可能です。縁取りのレースガラスも古代ヘレニズム期に見られたレースガラスと重なります。光を透かし、金箔を挟んだリブ文の器の外側と、研磨した内側の異なった表情、かがやきを楽しんでいただければ幸いです。
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